折りたたむ
・既に監視されている五月雨荘に戻る事を紅香が許可した事
→紅香の目的は三つ。紫を守ること、これは九鳳院に連れ戻させない事とイコールではなく、怪我をさせないことと思われる。もう一つ、紫の意思を九鳳院のしきたりから解放させる事にある。紫自身が変われば九鳳院の中でも外でも、紫の母蒼樹の願いは達成される。三つ目は、真九郎の成長を願うこと。依頼が成否に関わらず、真九郎が自ら生きる力を得られるように。だから五月雨荘に戻れば明らかに紫が連れ戻されるだろうと分かっていても、増援は送らなかった。ただし真九郎が戻ると言った時の危機感が無い(あまりにも自信満々なだけで守れる根拠がない)ことや、環や闇絵を巻き込んでしまうんじゃないかという心配のかけらも見せなかったのはどうかと。
・環や闇絵がただの人
→これにはガッカリした。環は原作では超人クラスに強い。闇絵も力はなくとも、何かしらの能力は持っているようににおわせている。それがアニメでは環はただの粗暴な女子大学生になってしまった。7話でビッチDV女と判明した環はその後挽回のための良いシーンもなく、結局「そういう人実際にいるいる」っていうアニメ的キャラとしては失格なキャラになってしまった。闇絵は……来週以降に何か仕組んでくれてないかな……。環も紅香に助けないように含まれていたって事なら許せる。闇絵はともかく環は強い設定のままで外出中ってことにしてくれれば良かったのに。
・弥生が本気で使えない人
→まず4話でヤクザ事務所に紫を追って入れなかった。7話で大学に連れて行かれる紫を尾行もせずに九鳳院の使いにバレた。そしてあろうことか9話ではボコボコに。9話の格闘シーンではリーダーのリンだけを目標にしてたから、リンとの実力差があったためと取れるが、それならせめて他の戦闘員の一人くらいは再起不能にしてくれないと、紅香の側近なのに実力なさすぎる、となってしまう。相手が九鳳院で、新人の真九郎が守っているから揉め事処理屋のトップがフォローしてるって事じゃなかったのか。
・真九郎が何故角を使って抵抗しなかったのか
→角が最終兵器で、ここで角出して負けてしまったらラストの紫奪還に使えないから。って言い訳は分かるが、受け手からすれば「何のために角を移植したのか」分からなくなる。そもそも三話でただのヤクザ相手に角を出しておいて、この大ピンチの時には出せないのかと。苦しい言い訳をすれば、プロの戦闘屋に大ダメージを受けて角を出す事が出来なかったとか、恐怖で抑えられてしまったとか。それにしても、そういう言い訳を表現してない時点でダメ。例えば紫が殴られる等直接危害が加えられなければ〜とか、今回は紫が(真九郎を守るため)自ら戻ったからとか、と取れることもあるが、その前にリン達が乗り込んできて戦ってる時点で出さないのがまずおかしいし、「角には頼りたくない」と明言しているとはいえそんなこと言ってる場合じゃないのは明白だ。最低限でも一、二話のように角を出さないまでも「ダメだ、もう必要無いんだ」と暴走しそうになる角を抑えるシーンすら、弥生や環、闇絵が襲われ紫が連れ戻されるこの危機にないのはどういうことか。
・夕乃や銀子が蚊帳の外。
→九鳳院と何かしら繋がりがありそうな崩月家が絡んでこない、絡ませないのは手抜きにすら見える。銀子などは幼馴染みでプロの情報屋という設定なのに、ここまでの全編通してほぼ空気。ダメ過ぎる。ただこの二点に関しては来週以降のフォローでなんとかなる。
あと紅香がなんであそこまで真九郎にご執心なのかが説明されてないので不自然に思えるが、母性ってことで片付けるしか。
来週以降の演出によっては今週の醜態を取り戻せるかと。あと今週は文句なく作画も動画もヘタレ過ぎた。